2010年12月9日木曜日

レクチャー最終回は、12月21日(火)です

北海道大学環境科学院がお送りしてきた公開レクチャーシリーズ「環境と、なにか」は、次回が今年度の最終回となります。
最終回のゲスト講師には、デザイン会社「リビングワールド」をご夫婦で運営されている、西村佳哲さんと西村たりほさんの2人をお招きします。

リビングワールドが手がける仕事の大きな特徴は、「センスウェア」と呼ばれる一連のモノづくりです。
風が吹くと灯りをともす「風灯」や、太陽や月からの光の到達時間を示す砂時計、ガラスキューブに封入された天の川銀河……私たちの生きている世界(文字通りのLiving World)の微細な(あるいは、ダイナミックな)表情を可視化するユニークな商品の数々は、人々に静かな共感を与えてくれます。

レクチャーでは、リビングワールドのこれまでの活動を紹介していただきながら、西村たりほさんには「デザイナーが環境に向ける視線」について、働き方研究家の別名を持つ西村佳哲さんからは「環境の仕事に関わることの意味」をお話しいただきたいと考えています。

年末の慌ただしい時期ですが、ぜひこの締めくくりのレクチャーに足を運んでいただければ嬉しいです。
参加申し込みは、下記のウェブフォームからどうぞ(↓)。

第6回レクチャー「世界を感じる道具」から考える未来
ゲスト:リビングワールド(西村佳哲、西村たりほ)
聞き手:渡辺保史(北海道大学環境科学院GCOE上級コーディネーター)

日時:2010年12月21日(火)18:30〜20:00(受付開始18:00)
会場:内田洋行コンセプトショールームu-cala
(札幌市中央区大通東3-1内田洋行北海道支店1階/地下鉄東西線「バスセンター前」駅下車すぐ)
参加費:無料

ゲスト講師プロフィール:
にしむら・よしあき
1964年東京生まれ。プランニング・ディレクター。リビングワールド代表。つくる/教える/書く、おもにこの3種類の仕事を手がけている。「つくる」は、センソリウムやサウンドバム、MID-TOKYO MAPSなどを経て、デザイン・プランニングやプロジェクト・マネージメントを。「教える」は多摩美術大学(上野毛)などで「プレデザイン」という授業を。「書く」はおもに働き方研究家として「自分の仕事をつくる」(晶文社)「自分をいかして生きる」(バジリコ)など。
にしむら・たりほ
東京生まれ。デザイナー、アートディレクター。デザイン誌「AXIS」のデザインチームにて、ウェブデザイン(フェリックスの世界旅行[NTT Communications]など)、エディトリアルデザインを経て、現在はリビングワールド全般のアートディレクション、美味しいお茶、草花と土とミミズを担当。

2010年12月8日水曜日

第5回レクチャーのUSTREAMアーカイブ

「環境と、なにか」第5回目のレクチャーは、ゲスト講師に大南信也さん(NPO法人グリーンバレー理事長)をお迎えし、「創造的過疎から考える未来」と題して、徳島県神山町での地域活性化の取り組みについてお話しいただきました。USTREAMアーカイブはこちらです。

第4回レクチャーのUSTREAMアーカイブ

11月16日(火)に実施した公開レクチャーの第4回目「世界の都市再生から考える未来」のUSTREAMアーカイブです。ゲスト講師の太田浩史さんによる、世界全体の都市化の現状についての解説、欧州を中心とした都市再生の事例の紹介などがまとまっています。

2010年11月27日土曜日

第5回レクチャーは12月7日(火)開催

10月から始まった公開レクチャー「環境と、なにか」も残すところあと2回。
第5回目となる次回は、四国・徳島からゲスト講師をお招きします。

NPO法人グリーンバレー理事長の大南信也さんです。
グリーンバレーが運営するウェブサイト「イン神山」には、NPOのミッションがこのように記載されています。

「創造的過疎(現状に身を任せることなく、的確な目標を定め、それに向かって過疎化させること)によって、人をコンテンツにした存続可能な地域を作ることです」

中山間地の過疎化、さらに最近では限界集落のような問題が顕在化してきた今、大南さんたちが掲げるミッションや活動は、新しい時代における地域づくりを先取りするものとして注目されています。
アーティスト・イン・レジデンツや大学との連携、森づくり、移住交流支援など様々な事業を展開されている中で、地域づくりに対して感じていること、環境問題に対して考えていることを、大南さんに語っていただきます。

ぜひ、多くの方のご参加をお待ちしております。
参加申し込みは、下記のウェブフォームからお願いします。

第5回レクチャー「創造的過疎から考える未来」
ゲスト:大南信也(特定非営利活動法人グリーンバレー理事長)
聞き手:渡辺保史(北海道大学環境科学院GCOEプログラム上級コーディネーター)

日時:2010年12月7日(火)18:30〜20:00(受付開始18:00)
開場:内田洋行コンセプトショールームu-cala
(札幌市中央区大通東3-1内田洋行北海道支店1階)
参加費:無料

ゲスト講師プロフィール:
おおみなみ・しんや

1953 年徳島県神山町生まれ。米国スタンフォード大学院修了。仲間とともに「住民主導のまちづくり」を実践する中、1996年ころより「国際芸術家村づくり」に着手。全国初となる道路清掃活動「アドプトプログラム」の実施や、「神山アーティスト・イン・レジデンス」 などのアートプロジェクトを相次いで始動。2007年より神山町の施設指定管理や、神山町移住交流支援センターを受託運営。「人」をコンテンツにした「せかいのかみやま」づくりとともに、的確な目標に向かって過疎化を進める「創造的過疎」を持論に活動中。


[イン神山]

http://www.in-kamiyama.jp/


2010年11月10日水曜日

第4回レクチャーは11月16日(火)開催

北海道大学環境科学院の公開レクチャー「環境と、なにか」も後半戦に入りました。
次回第4回目は、11月16日(火)に開催します。

第4回目のゲスト講師は、建築家の太田浩史さん。
世界中の都市再生の状況をフィールドワークし、都市化する世界の状況を素晴らしいCG映像で視覚化した作品「PopulouSCAPE(ポピュラースケープ)」の制作や、都市生活者の“権利”としてのピクニックを楽しく追求する「東京ピクニッククラブ」の活動でも知られる太田さんに、「環境と、都市」の関係について存分に語っていただきます。

ぜひ、多くの方のご参加をお待ちしております。
参加申し込みは、以下のウェブフォームで!

第4回レクチャー「世界の都市再生から考える未来」

ゲスト:太田浩史(建築家/東京大学生産技術研究所講師)

聞き手:渡辺保史(北大環境科学院GCOE上級コーディネーター)


開催日時:20101116日(火)18:3020:00

会場:内田洋行コンセプトショールーム・ユビキタス協創広場u-cala

(札幌市中央区大通東3-1内田洋行北海道支店1階)

http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

参加費:無料


ゲスト講師プロフィール:

おおた・ひろし

1968年東京生まれ/1991年東京大学工学部建築学科卒業/1993年東京大学工学系研究科修士課程修了/199398年東京大学生産技術研究所助手・キャンパス計画室助手/2000年デザイン・ヌーブ設立/2002年東京ピクニッククラブを共同主宰/20032008年東京大学国際都市再生研究センター特任研究員/2009年東京大学生産技術研究所講師。世界の都市再生事例を建築・公共空間の配置論から研究。編集企画・執筆に『SD19995月号・挑発するマテリアリティ』『10+1 #31コンパクトシティ・スタディ』など/主な作品に「DUET」、「久が原のゲストハウス」、映像作品に「PopulouSCAPE」など。


[PopulouSCAPE]

http://www.populouscape.com/pc/

[東京ピクニッククラブ]

http://www.picnicclub.org/index.html


第3回のUSTREAMアーカイブ

11月9日(火)に実施した公開レクチャーの第3回目のUSTREAMアーカイブを公開します。

2010年10月28日木曜日

第3回レクチャーは11月9日(火)開催

北大環境科学院の公開レクチャー「環境と、なにか」第3回目は、119日(火)に開催します。

毎回、異なる分野や異なる視点から「環境と、なにか」の関係を探っているこのレクチャーですが、今度のゲスト講師には、世界最年少の大学学長をお迎えします。


ゲスト講師の猪熊梨恵さんは、札幌オオドオリ大学(通称:ドリ大)の学長。東京のシブヤ大学から始まった、「マチ中をキャンパスに見立てた学びの場づくり」の活動に関わっています。ドリ大は今年2月に開校し、毎月第2土曜日にマチの人々を先生として様々な体験型の授業が展開されていますが、一般的なカルチャー教室でもなく、普通の大学の公開講座とも異なるその活動スタイルに注目が集まっています。

講義では、学長としての奮戦ぶりを詳しくうかがいながら、札幌・北海道という地域や「環境」に対する猪熊さんの想いやアイデアを引き出せればと考えています。


今回も、ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしています!


参加申し込みは、下記のウェブフォームからどうぞ!

https://ssl.form-mailer.jp/fms/da040d9c119797


3回レクチャー「マチでの学びから考える未来」

ゲスト:猪熊梨恵(札幌オオドオリ大学学長)

聞き手:渡辺保史(北大環境科学院GCOE上級コーディネーター)


開催日時:20101026日(火)18:3020:00

会場:内田洋行コンセプトショールーム・ユビキタス協創広場u-cala

(札幌市中央区大通東3-1内田洋行北海道支店1階)

http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

参加費:無料


ゲスト講師プロフィール:

いのくま・りえ

1985年札幌市生まれ。札幌市立高等専門学校インダストリアルデザイン学科建築デザインコースを卒業後、同専攻科に入学。2008年春修了。学生の頃から、狸小路をステージとした移動型アートパフォーマンスコン・プラをはじめ、北海道内の学生作品展”STEP”の初代実行委員として活動。卒業後、2008年春から株式会社インプロバイドに所属し、クリエイターと企業をつなげるウェブマガジンmosslinkage(モスリンケージ)などを担当し、企業や札幌のクリエイターへのインタビュー情報を配信。20099月に退社後、札幌オオドオリ大学学長として奮闘中。


[札幌オオドオリ大学]

http://odori.univnet.jp/

2010年10月27日水曜日

第2回のUSTREAMアーカイブ

10月26日(火)に開催した第2回目の公開レクチャー(ゲスト:前田邦宏さん)のUSTREAM動画アーカイブを公開します。講義時間は約90分間でしたが、アーカイブとして公開するのは前半のみとなりますことをご了承ください。なお、Twitterのハッシュタグは #eplec ですので、ご覧頂いた方はぜひコメントいただけたら嬉しいです。

USTREAM配信協力:sapporo6h

2010年10月19日火曜日

第2回レクチャーは10月26日(火)開催

北大環境科学院の公開レクチャーシリーズ「環境と、なにか」第2回目のお知らせです。
今度は、クォンタムアイディ代表取締役の前田邦宏さんと一緒に、「環境と、ソーシャルテクノロジー」について語り合います。
前田さんは、ブログやSNSが普及する以前からネットコミュニティの可能性にいち早く着目し、ユニークなコミュニティサイト「関心空間」(グッドデザイン賞受賞)を立ち上げるなど、人と人のつながり、知識と知識のつながりによる、社会的なテーマに関する対話や問題解決のための道具づくりに関わってきた方です。
そんな前田さんに、環境というテーマへの考え方や見方、ウェブなどにおけるソーシャルテクノロジーを環境科学や環境実践とどのように絡めると面白いか、お話しをうかがいながら、会場のみなさんとディスカッションしていきたいと思います。

今回も、ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしています!

参加申し込みは、下記のウェブフォームからどうぞ!
https://ssl.form-mailer.jp/fms/da040d9c119797

第2回レクチャー「知識のつながりから考える未来」
ゲスト:前田邦宏(株式会社クォンタムアイディ代表取締役/関心空間ファウンダー)
聞き手:渡辺保史(北大環境科学院GCOE上級コーディネーター)

開催日時:2010年10月26日(火)18:30〜20:00
会場:内田洋行コンセプトショールーム・ユビキタス協創広場u-cala
(札幌市中央区大通東3-1内田洋行北海道支店1階)
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
参加費:無料


ゲストプロフィール:
まえだ・くにひろ
株式会社クォンタムアイディ代表取締役。株式会社関心空間取締役ファウンダー。玉川大学経営学部国際経営学科非常勤講師。東京大学大学院情報学環客員研究員。ウェブ草創期から「見えない関係性の可視化」 をテーマにネット上での人と人とのつながり方をデザインし,2001年にその活動を発展させたコミュニティサイト「関心空間」を立ち上げる。趣味や嗜好の共感にもとづくコミュニケーションをウェブ上で生み出すネットワークオーガナイザー。主な受賞に,グッドデザイン賞新領域デザイン部門入賞、日本広告主協会WebクリエーションアウォードWeb人賞。オーバルリンク共同代表。
[集合知デザイン研究所(前田さんのブログ)]
[関心空間]

2010年10月13日水曜日

第1回のUSTREAMアーカイブ

10月12日(火)に開催した第1回目の公開レクチャー(ゲスト:兼松佳宏さん)のUSTREAM動画アーカイブを公開します。講義時間は約90分間でしたが、アーカイブとして公開するのは前半のみとなりますことをご了承ください。なお、Twitterのハッシュタグは #eplec ですので、ご覧頂いた方はぜひコメントいただけたら嬉しいです。

USTREAM配信協力:sapporo6h

2010年10月12日火曜日

公開レクチャーのUSTREAM中継について

今回の公開レクチャーシリーズ「環境と、なにか」では、札幌のリアルタイム情報を発信するチーム「sapporo6h」の協力により、USTREAMでのライブ中継を行うことにしております。
sapporo6hのUSTREAM中継には、下記のURLからアクセスしてください。
http://www.ustream.tv/channel/sapporo6h

なお、Twitterのハッシュタグは #eplecです。
ただし、中継はレクチャーの前半部分のみとなりますことをご了承ください。

2010年9月25日土曜日

第1回レクチャーは10月12日(火)開催

公開レクチャーシリーズ「環境と、なにか」の第1回目は、10月12日(火)の開催です。
1回目のゲスト講師は、クリエイティブで持続可能な未来を考えるウェブマガジン「greenz」(グリーンズ)の運営に関わる兼松佳宏(かねまつ・よしひろ)さん。環境など社会的なテーマにクリエイティブパワーで取り組む若き逸材です。
兼松さんが仲間と一緒に立ち上げた「greenz」は、世界や日本で展開されているエコ&ソーシャルの取り組みを日々報じているメディアとして多くの読者に支持され、共感の輪を広げています。また、自然エネルギーによって再生可能な水素エネルギーの普及をめざす「R水素ネットワーク」など、ユニークな活動もgreenz周辺から生まれています。
兼松さんには、何故これらのメディアや活動に関わるようになったのかライフヒストリーをうかがった上で、今注目しているソーシャルな活動の事例を紹介してもらい、「持続可能な未来」へ向けてのアイデアや課題を会場のみなさんと一緒にシェアしていきます。

ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしています!

参加申し込みは、下記のウェブフォームからどうぞ!
https://ssl.form-mailer.jp/fms/da040d9c119797

第1回レクチャー「R水素/greenzから考える未来」
ゲスト:兼松佳宏(ビオピオ取締役/Greenzファウンダー)
聞き手:渡辺保史(北大環境科学院GCOE上級コーディネーター)

開催日時:2010年10月12日(火)18:30〜20:00
会場:内田洋行コンセプトショールーム・ユビキタス協創広場u-cala
(札幌市中央区大通東3-1内田洋行北海道支店1階)
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
参加費:無料

ゲストプロフィール:
かねまつ・よしひろ
1979年、秋田市生まれ。クリエイティブディレクター/勉強家。株式会社ビオピオ取締役/greenz.jpコンテンツディレクター/R水素ネットワーク理事。2020年までにクリエイティブで持続可能な世界をみんなで実現するために、さまざまなプロジェクトでウェブディレクションやイベントプランニング、執筆活動などを行っている。最近では特に「エネルギー×デザインシンキング」にフォーカスし、再生可能エネルギーとそれによってつくった「R水素」の啓発アクションをあれこれ仕掛中。