10月から始まった公開レクチャー「環境と、なにか」も残すところあと2回。第5回目となる次回は、四国・徳島からゲスト講師をお招きします。
NPO法人グリーンバレー理事長の大南信也さんです。
グリーンバレーが運営するウェブサイト「イン神山」には、NPOのミッションがこのように記載されています。
「創造的過疎(現状に身を任せることなく、的確な目標を定め、それに向かって過疎化させること)によって、人をコンテンツにした存続可能な地域を作ることです」
中山間地の過疎化、さらに最近では限界集落のような問題が顕在化してきた今、大南さんたちが掲げるミッションや活動は、新しい時代における地域づくりを先取りするものとして注目されています。
アーティスト・イン・レジデンツや大学との連携、森づくり、移住交流支援など様々な事業を展開されている中で、地域づくりに対して感じていること、環境問題に対して考えていることを、大南さんに語っていただきます。
ぜひ、多くの方のご参加をお待ちしております。
参加申し込みは、下記のウェブフォームからお願いします。
第5回レクチャー「創造的過疎から考える未来」
ゲスト:大南信也(特定非営利活動法人グリーンバレー理事長)
聞き手:渡辺保史(北海道大学環境科学院GCOEプログラム上級コーディネーター)
日時:2010年12月7日(火)18:30〜20:00(受付開始18:00)
開場:内田洋行コンセプトショールームu-cala
(札幌市中央区大通東3-1内田洋行北海道支店1階)
参加費:無料
ゲスト講師プロフィール:
おおみなみ・しんや
1953 年徳島県神山町生まれ。米国スタンフォード大学院修了。仲間とともに「住民主導のまちづくり」を実践する中、1996年ころより「国際芸術家村づくり」に着手。全国初となる道路清掃活動「アドプトプログラム」の実施や、「神山アーティスト・イン・レジデンス」 などのアートプロジェクトを相次いで始動。2007年より神山町の施設指定管理や、神山町移住交流支援センターを受託運営。「人」をコンテンツにした「せかいのかみやま」づくりとともに、的確な目標に向かって過疎化を進める「創造的過疎」を持論に活動中。
[イン神山]
http://www.in-kamiyama.jp/